防音施工測定
合理的・確実な防音施工
防音工事は、求める性能レベルが高いほど施工技術の善し悪しに大きく左右されます。
経験豊かな、防音施工管理指導者と専門防音工事技術職に依る合理的、確実な施工により、各種建材の特性を活かし、より経済的に目的の防音(音響)性能を発揮させ、皆様のご期待に添うよう努力致しております。
確実な設計施工の証明性能測定
所期の目標が達成されたかどうか、工事完成後に各種測定を行い、性能を確認し結果 報告書を作成致します。
1)遮音性能測定
室間又は内外音圧レベル差の測定
騒音計により、各部位の周波数別(オクターブバンド)の音圧レベル差の測定を行います。
いわゆるD値の測定です。
床衝撃音レベルの測定
タッピングマシンやバングマシン等により発生させた音を周波数別(オクターブバンド)に測定します。
いわゆるL値の測定です。
2)騒音等級の基準周波数特性の測定
室内騒音のうるささ(静かさ)の感覚量を知るため床衝撃音レベルのL曲線に近い逆A特性を騒音等級の基準曲線(N曲線)として評価に用いる、いわゆるN値の測定です。
他に外部騒音S値の測定もあります。
3)残響特性測定
室内各ポイントの周波数別(オクターブバンド)の音圧減衰特性を計測し、音が停止して音圧レベルが60dB(音の強さが100万分の1)に減衰するのに要する時間(残響時間)を求めます。
4)伝達特性測定
スピーカー位置より、ピンクノイズを発生させ、1/3oct.実時間分析器により、伝達測定を行います。
(設計と実際とのズレを補正する音響調整)一口に音響と言ってもクラシックやジャズ等、楽しむ音楽ソースや演奏する楽器の種類に依って求めるレベルや趣向は様々です。
ややライブぎみに、少しデッドにと、表現される音場のフィーリングも、その差はほんの僅か、例えばリスナーが一人増えただけで微妙に音質が変わるほど音はデリケートな存在です。
それだけに使用する建材や持込み家具など、または、音響理論設計と実際とのズレなどにより、予測と違った結果が生じます。
実際の試聴感や性能計測等で確認できたデーターを参考にして、音響調整を行い所期の目標とのズレを少なくして防音工事は完了致します。
電話・FAXでのご相談も承っております。
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FAX 092-662-4961